Androidエミュレータの再起動で解決しないエラーがCold Bootで解決した
何日も起動しっぱなしのAndroidエミュレータでSession 'app': Error Installing APK
やWaiting for target device to come online
が頻発するようになったため、AVD Manager
から起動中のAndroidエミュレータの再起動を試したものの不安定な状態は解決せず、代わりにAVD Manager
のメニューにあったCold Boot Now
*1を試した所、Androidエミュレータの動作が安定しエラーも出なくなりました。
錯綜
何日も起動しっぱなしのAndroidエミュレータでSession 'app': Error Installing APK
やWaiting for target device to come online
に遭遇した場合、大抵は、Androidエミュレータの再起動で解決していたのですが、この度、Waiting for target device to come online
が表示されたままAndroid Studioが固まる現象に遭遇しました。
Android Studioの再起動後も同様の現象が発生したため、何か良い解決方法は無いものだろうかとWaiting for target device to come online
で検索し、辿り着いたStack OverflowのAnswersを読んでいると、Android Debug Bridge(adb)
の再起動で直る場合があるとの記述を見つけました。
なんとなく、Android Studioを利用したAndroid開発ではadb
コマンドの操作は最終手段にしたいと思っていたので、AVD Manager
にAndroidエミュレータを完全に停止してくれそうなメニューは無いかと調べた所、Cold Boot Now
を発見し、問題解決に至りました。
開発環境
- OSX 10.11.6 El Capitan
- IDE: Android Studio 3.1
- Android Virtual Device: Android 6.0(Google APIs) API level 23 - Kotlin 1.2.31
- ビルドシステム: Gradle 4.4
*1:Cold Bootとは電源が完全に切れている状態から起動すること